会社の給料が安い!仕事辞める、退職理由になる?考えるポイント



会社や誰かに雇用されて、仕事をして、給料をもらっている場合、待遇面で大事ないのはやはり給料です。

給料面に不満があったり、おなじような仕事をしている同僚と比較して不公平感があるとモチベーションも下がってしまいます。

このまま、安い給料でこの会社にいていいのかな?仕事辞めるべきか?って疑問に思うことも多いでしょう。
転職したり、思い切って企業するひともいます。

一方で、
  • 「会社の給料が安い」だけで辞めるのは損だ。
  • 給料が安いことを退職理由にするなんて甘えだ。
  • もう少し我慢すれば、給料が上がる。
なんて意見もあります。

他人に意見するのは簡単ですが、自分の給料について考えると難しいですよね。

今の仕事辞めて転職するにしても、我慢してその会社にとどまるにしても、安易に感情や勢いで決めてしまわずに、ゆっくりと考えるポイントがあります。






給料が安い原因は不公平のせい?


そもそも「この仕事の内容、責任、量でこの給料は安すぎるだろう!」と感じるているひとも多いと思います。

同じ仕事をしているのにあの人、あの会社の方が給料が高い!といった情報を得ることもありますよね。

これって不公平といえば、不公平です。

最近「同一労働同一賃金」何ていう言葉も最近では叫ばれていますが、そうそううまくいかないのが現実です。

世の中で、この問題が完全に解決することはないでしょう。

もしも、この「給料が安い」ことを理由に転職、より報酬が多い会社や職場に転職することができれば、転職としては一つの要因で成功したことになりますね。

同じ仕事内容でも会社によって給料が安い/高い理由


同じ仕事をしているのに、会社によって給料が違うことがあります。

そのため、「今」あなたの給料が安いとしても、必ずしもあなたの能力や仕事っぷりに問題があるわけではありません。

前述のように、転職して新しい職場に行けば、給料が上がる(下がる)場合は十分あります。
誰かがあなたに意地悪しているのか。

不公平な扱いを受けているのか。

我々がもらっている給料(賞与含む) はいったいどこからくるかを考えてみましょう。

給料の源は、簡単に言うと「所属している会社の利益、売上」です。

正確に言うと会社に事業活動によって流入してきた資金から従業員の給料が支払われています(赤字=利益が無い場合は賞与は出ないかもしれませんが、給与は出ます)

そのため、原則的には以下のようになります。

  • 利益をたくさん出している会社=高い給料
  • 利益が少ない会社=安い給料

とはいえ、会社の利益は従業員にだけ分配すればいいものではありません。
会社の規模を維持、拡大するために、新規事業に投資をしたり、株主に還元したりします。

一応、まともな会社では、法に定められた最低限の賃金を支払ってくれます。
でも基本的に、会社・経営陣は、「無駄に」多くの給料・賞与を従業員に支払う気はありません(違法に低い給与しか払わないブラックな企業もあります)。

逆に、給料をたくさんくれる会社があります。

これは、2つのパターンがあります。

1つはその会社がすごく儲かっている。

もう1つは、その業界において人手不足となっていて、各社が高い給料によって人材を確保しようとしている場合です。

そのため、同じ仕事内容でも会社によって給料が異なるということが起きますが、仕方のないことなのです。

あなたに、能力が十分にある、きちんと仕事をしているのに相場以下の給料しかくれない会社、経営者とはさっさと縁をきるのもいいでしょう。



同じ仕事・職場で、同僚より給料が安いことは気にしない


職場にいると同じ仕事をしているのに(なんなら相手の方がさぼっているのに)、立場が違う年齢が違う、あるいは入社したタイミングが違うというだけで、給与が違ったり昇給の仕方が異なったりします。

それを見て自分は、「誰々さんよりも給料が安い」「昇給が少ない」「同じ仕事をしているのに」と不満に思うこともあるかもしれません。

場合によっては自分よりも仕事をしていない人の方がたくさん給料もらっていることもありますよ。
しかし、ここで思い出してほしいのが「我々の給料は、会社と我々一人一人の間で決まっている」ということです。

あなたの給与と、同僚の給料は直接的には関係ありません。

たとえ同僚が高い給料をもらっていたとしても、あなたの取り分を(直接的には)横取りしているわけではないのです。

同僚の給料が上がったからという理由で、あなたの給料が下がることも普通はありません。

職場の同僚と給料を比較すること、仕事量を比較することに大きな意味はないのです。

イライラするだけなのでやめましょう、気にしないようにしましょう。
大切なのはあなたが行った仕事に対し会社がきちんと、約束通り給料を払っているかということです。そこに注目しましょう。

また、同じ仕事をしているあなたの同僚や先輩が、より高い給料をもらっているということは、あなたの給与も将来的に上がる可能性があるということです。

今後、会社が事業を、維持または好調に運営していくのであれば、数年で彼らと同程度の給与に到達できる可能性が高いです(ただし雇用形態が同じ場合)。

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冒頭の
  • もう少し我慢すれば、給料が上がる。
というのは、この場合は正しいということになります。

一方、そのそも不公平な評価を受けていて、あなたの働きが、十分な給料で報われていないと感じるのであれば、それは問題です。

何年我慢しても、給与は上がらない、不公平な賃金格差が続くということになります。

あたなを、より高く評価、公正に評価してくれる会社を探す、すなわち、「転職する」という選択肢が正しいでしょう。




給与が安いことを仕事辞める理由にしていいのか


さて、以下の2点ですが、

  • 「会社の給料が安い」だけで辞めるのは損だ。
  • 給料が安いことを退職理由にするなんて甘えだ。

なんか精神論みないですが、倫理的、儒教的な視点で考えるべきではないです。

はっきり言って、お金はたくさんあるほうがいいです。
でも、たくさんあるほうがいい、たくさんあるほうがいいと言っていると際限がありません。

大切なのは「何のために」お金が必要かです。
多くの人は、生活のため。

お子さんがいる人は、子供の教育のためにお金が必要でしょう。
病気の家族を抱えている人達は病院代が必要ですし、娯楽や趣味のためにもお金が必要です。

要は、何のためにどれぐらい給料が必要かということです。

もしあなたが生活に、十分と思う額の給料をもらっているのであれば、給料に対して深く考えるのはやめましょう。

何よりも、現時点で、安定して「十分な給与」が支払われていることを大事にしましょう。
そのまま、今の職場で目の前の仕事に打ち込むというのも、一つの正しい考え方です。

「有り余るお金をもらうことが本当に幸せかどうか」
それはあなたの価値観と照らし合わせてよく考えてみてはみると良いでしょう。

一方で、生活に十分なお金をもらえない、毎月赤字で貯金が減っていく…なんて状態のひともいますよね。
生活のために働いているのに、それができないと。
それなら転職するべきでしょう。


会社の給料が安いから仕事辞めるか悩んだ時のポイント


働く上でお金は給料はとても大切な要因です。

同じような仕事をしているのに、会社や人によって給料はたしかに不公平ですよね。
でも仕方のないことです。

他人の仕事ぶりと比べて私の給料が安いなんて不満を抱えてしまうと、自分の幸福度を下げるだけです。

他人の給料が高いせいで、あなたの給料が安いわけではないんです。
また、お金はたくさんあった方がいいけれど、あればあるだけ欲しいという価値観の人ばかりでは無いと思います。

  • 重要なのは、十分な給料がもらえているか。
  • あなたの働きに対して安すぎる給料過小評価されていないか。
上記2点を冷静に見つめることが大切です。

ただし、生活に必要な給与がもらえていない、もしあなたが(不公平に)過小評価されているのであれば、迷わず転職しましょう。

会社の給料が安いことは十分な「退職理由」になります。

転職活動は冷静に。

それでは。

最後まで読んでくださってありがとうございました。



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